個展の期間中に
お会いできた方、できなかった方。
みんなどうもありがとうございました。
本当に素敵な時を過ごすことができて
心から感謝しています。
.
個展が終わってから、
われわれ家族は脱力期間に。
.
今回は制作期間から、窯焚き、
それらにかぶって個展、二人展の準備
それから個展、二人展本番が終わり
何ヶ月もに及ぶ無休状態の進行で
盛り上がっているのやら疲れているのやら
わからないような状態でしたが
搬出作業が無事済んだ後は
しばらくは家族みんなでゆっくりすると決めて
たまった洗濯物を洗いながら
散らかり放題の家を片付けたり
普段あまりしない外食をしたり。
.
ある日は、
草が生え放題なので皆で草刈り。
こんなに暑い中でするべき作業ではないのはわかっているのだが。
終わったら弟からお祝いでもらったcavaを開ける。
.
ある日は牛窓の西脇海岸で一日過ごす。
とにかく
人が芋の子を洗うような状態に
なっていない海岸というだけで
相当な贅沢感を感じる。
.
子どもを一日中遊ばせていられるところで
ビールを飲みながら本を読む幸せ。
「岩風呂」という海の家がお気に入りです。
無我くんとまさみちゃんという可愛い夫婦がやっていて
お腹が空いたら
手作りカレーや唐揚げを頼んでは
またビールを飲む。
.
今もっぱら読んでいるのは
矢部宏治さんの10万部売れているオレンジ色と黄色のベストセラー
「日本はなぜ、『戦争ができる国になったのか』」
「日本はなぜ、『基地』と『原発』が止められないのか」
ほんとうにわかりやすく、素晴らしい仕事をされている本。
心して勉強しなおし。
近現代史は義務教育でほとんどちゃんと教わってないわけだ。
古墳時代だの卑弥呼の時代だのは
ゆっくりゆっくりやるのに
戦争前後になると、とにかく時間が無いからと
毎度毎度、駆け足で授業が飛ばされていた義務教育時代。
子ども心にも、あんまりそれが続くと
「わざとだな、これは」ってバレてたよ〜
.
矢野さんの本を読んだら、憲法がどうやって作られたのかよく分かるし
日本の「今ここにあるモンダイ」というのがはっきりして
ほんとうに身体にいい。
モヤモヤ解消本。
本来リゾートで読みたいような本では無いんだけれど
今はそうは言っていられない時代だ。
.
憲法というのが
そもそも何なのか?
わかっていない人は多いけれど
それは、我々庶民(人民)にとって
とても大事なものなのだ。
.
政府や国家という「大きな権力」を持つものから
庶民(人民)を「守る」ものが
民主国家の『憲法』なのだ。
.
今、自民党が出している
「憲法草案」の何がモンダイって
全部モンダイなのだけれど
民主国家の『憲法』というのが何なのか
さっぱり分かっていないというのが
ほんとうにモンダイなのだ。
もしくは、分かっていながら
無視しているところ。
.
さて、今日もまた暑くなりそう。
子どもが起きたのでおしまい。
ゆ