2018年03月29日

産後に腰を締めては幸せにならない

たいせつな骨盤の話をします。

もし、出産を控えた方や

これから子どもを考えている方がいらっしゃったら

読んでください。





一人目のソラを産んだあと

助産師さんが毎日通ってきてくれました。

背中や脚を蒸しタオルで温めたあとオイルマッサージをしてくれて

そのあと、腰をくーっとゴムベルトで締めてくれました。

それから産後に「トコちゃんベルト」をすすめてくれました。


「産前よりもスタイルが良くなってほしいですからね」

と、優しく熱心な助産師さんは言ってくれます。


そうすると、お産でひろがっていた骨盤は

するすると元どおりに締まったのです。






マッサージしてもらっている間

「人生の中でこんなに他人に

 大事にしてもらったことがあっただろうか・・・」

と毎回感じるほどに、助産師さんの

真摯なしごとぶりと、愛をかんじました。







しかし

なにやら私の身体がへんなのです。

実家で母がつくってくれたごはんを食べるとき

手に持っているご飯茶碗や味噌汁椀を

毎日のように手からすべりおとしてしまう。

自分の身体がコントロールできない。




子どもが生まれて、すごく幸せな氣持ちのはずなのに

胸のあたりがもやもやと寂しく悲しく

涙がぱたぱたと、あとからあとからでてくる。




自分の心と身体と頭の感じかたのズレが

氣持ちがわるいのです。



生まれてきたばかりの子どもは

無条件にかわいくて

見ているだけでどきどきするくらい

幸せをかんじているのに、




胸の中を風が吹き抜けているかのように

心が虚しいのです。




これはもしかして

「産後ウツ」っていうものなんだろうか?

さすがにわたしも疑いました。



果ては、実家で母と喧嘩にもなり

証太とは電話で喧嘩になり



わたしは子どもの顔を見ながら

毎日のように泣いていました。

ぜんぜん泣きたくないのに、胸が苦しいのです。




その後、

岡山へ子どもと一緒に帰ってきました。

相変わらず

子どもはめいいっぱい可愛いし

子どもの世話は眠いけれど苦になりません。


ただ、虚しい心のうちは変わりません。





その後、しばらく、お産の本を読んだり

いろいろな方のブログを読んだりしているうちに

わたしのこの不調は

「産後に骨盤をしめたためだ」

ということに氣がつきました。






骨盤のことについて

このホナミ先生のブログはとても勉強になります。


名古屋サロンHONAMI 骨盤リセットボディメイク

「トコちゃんベルトのホント。」







お産をするのは、生死の境目にたつようなことですね。

「もしかするとこれで死ぬのかもしれない」

そんなことを全くおもわずに

お産を迎える人も少ないのではないでしょうか。




その象徴ともいえるのが骨盤です。

今まで、そんなことは一度もなかったことなのに

子どもの誕生でいきなり骨盤がぐわっと開きます。



出産以外で、そんなことがあったら

人は死んでしまうとおもいます。



ただ、お産の時には、それが可能です。



わたしは、こうおもいます。

骨盤ががばっと開いた時

女の人は、一度死んで生まれ直すのだと。




母になると、がらっと変化する人がほとんどです。

自分で今までの自分を忘れてしまうほどに。



これは、脳科学者によると

出産によるホルモン分泌で脳が変化するため

らしいです。



骨盤のことを考えると

開いてしまったというのは

「あの世」へ行ってしまった状態なわけです。



お産という、命がけの行為を行って

あの世から子どもと一緒に

「この世」へ戻ってきます。



出産して幸せなのは

子どもの顔を見ているだけで

ホルモンが放出している状態です。

このホルモンのおかげで

お産の痛みにも耐えられるし

産後に子どもの世話もできるのです。




この状態を、なるべく長く続ける

そして、ソフトにグランディングしていくのが

「産後ウツ」を感じずにすむ方法です。



そのためには

「骨盤は無理矢理しめてはいけない」のです。








7年後に、もういちど出産したわたしは

今度は骨盤をなにも触らず

起きるのもトイレに行くくらいで

骨盤が自然に元の位置までもどるまで

布団に寝て、子どもの顔をみながら過ごしました。



そうすると、今度は

幸せすぎる、という状態を経験しました。



子どもが生まれてからずっと

布団の上にいるだけなのに

部屋の景色が

キラキラキラキラ 光っているように見えるのです。



今度は、ひとり布団の上で

100%幸せの涙を流しました。


IMG_1021.jpg




























あの時は、もう言葉ではなくて

ああ、女として人として、最高に幸せだ

女でよかった、人間でよかった。

子ども、かわいい。

証太、ありがとう、空、ありがとう。

生まれてきてくれた赤ちゃん(名前がまだなかったので)

ありがとう。

世界ありがとう。お父さんお母さんありがとう。



そんなかんじの光、キラキラした想いが

わたしの心の中を満たしてくれるのです。

あんな幸せは生きている間に

もういちど味わえるかどうかわかりません。

至上の体験でした。宗教体験のようなものかもしれない。










二度の出産でわたしは、

おもいもかけず

骨盤をどうすると自分がどうなるのか?という

実験をしていたのです。



わたしの経験からの結論は

やはり、骨盤は締めないほうが、いいんじゃないでしょうか?

ということです。





きっと

すすんで産後ウツになりたい人なんて

いないとおもうのです。



骨盤はしっかり寝ていたら

そのままゆっくり放っておいても

ちゃんと元の位置まで戻りましたよ。




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posted by terra at 01:37| 岡山 | Comment(0) | こどもが生まれる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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