2018年ですね。
8日の朝、七草粥を食べました。
ワッカファームのたっちゃんが持ってきてくれた七草を
包丁でサクサク刻みながら
「七草ってむかしの人が畑に緑が無い時季に
あ、これも食べられる、これも食べられる って
言いながら雑草の中からいろいろ選んだんだろうなぁっておもうよ」
などといいつつ、証太が作ってくれました。
尾形アツシさんの めし茶碗と 吉田次朗さんのレンゲ。
梅干しの入った 証太の小壺。
わたしはこのところ
自分ではあまり料理をせず
人がつくってくれたものって美味しいなぁと
おもいながらいただいています。
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パートナーが料理をしてくれることを
ブログに書くと
「実はわたしもそうです」という人が
どんどん出てきてくれて面白いです。
この間もそれで友だちができました。
本来、女でも男でも、美味しく作れる人が作ったらいいようなものですが
友人にも、証太のような男はレアものだと言われます。
「ごはんをつくってもらった♪」と、いうだけで
「ゆうさん、またノロケですか〜」と仲良い友人にも言われます。
えええ、ほんとにそうですか??
わたしはうちのほかにも
完全に旦那さんが(ほとんど)ご飯つくっている
日本人家族を複数知っています。
パートナーに料理をしてあげることが
うれしい女の人も世の中にたくさんいるでしょう。
うれしい人はたくさんやったらいいんです。
昔から、わたしは
自分がつくるよりも
つくってもらう方が好きでした。
なんなら、作れないふりしてでも
料理することを自分の売りにはしないようにしてた。
これ、男女を逆転させたら
ただのわがままな男みたいですが・・・
わたしは、料理つくれないわけじゃないし
子どもが生まれてからも
実際、ほとんど外食もせず何年も家庭料理を作ってたのです。
粉料理は好みなようで、麺を打ったり、
パイとかタルトなどをつくるのがとくいだったので
ともすれば料理上手だと
おもわれているふしがあったのですが
どちらかといえば、証太よりわたしの方が
いわゆる「男の料理」的思考で
なんか技がいるような料理は達成感があるから
作りたかったのかもしれない。
でも、あまり自分の味が万人受けするとおもえない。
しかも受けてもうれしくない。
証太は幸せなことに
「自分がつくるものが一番美味しい」
いや、「自分が美味しいとおもうものをつくれる」
焼物以外にある、彼の才能だとおもいます。
才能は生かして
料理、どんどんやってってほしいです。
とはいえ、製作が詰まってきた時のごはんや、
窯焚きの時のごはんはわたしがしなければならないのですが
ここ最近は特に、窯焚きのまかないを手伝ってくれる若い優秀な女子が
タイミングよくやってきてくれるのが最高に助かります。
今はお母さんになった空ちゃん、
次の夢のためにただいまお勤めしている金ちゃん
その前の年はミナコに一食つくってもらったなー
その前の年は、さーやとアキコが合宿してたから
みんなでごはん作って、ビール飲みながら男子が窯を焚くのを
応援していたな〜・・・
みんなありがとう。幸せを祈っているよ。わたしも幸せでいるよ。
うちはご飯つくりたい女子、募集してますので
来たいという人はつくりにきてね。
美味しい野菜料理なんか作れたらうれしいな。
田舎はすばらしい。
うちの窯焚きごはんは
季節ごとのオーガニック野菜でつくるまかないです。
そしてうちに来ると「子どもが欲しくなる」って言ってくれて
実際子どもつくった若い友人たち。
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わたしがおもう家事っていうのは
家族の中で、能力に応じて分担するもの。
子どもが大きくなるころには
料理も掃除も洗濯も
それ以外の名前の無い家事も
誰かが専属でやるのではなく
みんなが生活しているうちに
ほいほいと自然に回るようになったらいいなと。
そのくらいできるようになってから
子どもたちが巣立ったらいいなと、おもう。
わたしがは自分が家事のオーソリティーになるんじゃなくて
みんなでひとつの家を回していきたい。
きっと、特に田舎の家っていうのはその方がいいんです。
お母さんがみんなのために暗い時から起きてなんかしてくれてた、とか
わたしは好みじゃないんです。
お母さんもみんなと一緒くらいに起きて
みんなと一緒に寝たいんだ。
そうじゃないと、機嫌がわるくなっちゃう。
お母さんは、機嫌が良いのがいちばんだとおもうのです。
みんなと相談して、家の中のことを決めたいです。
そら はもちろんのこと、
モモ も3歳で
もう包丁使うくらい台所ごとが好きだから
このまま好きでいてくれて料理が好きになってくれたら
ありがたいし、うれしいなとおもいます。
台所を仕事場の隣に大きくつくって
とにかく、仕事ができて、みんなでご飯が食べられたら
それでいいのだ、とおもって建てたこの家。
11年後の今、お父さんは仕事ができて
みんなでご飯が食べられている。
そんなに強く願ってないけど、
犬も猫も飼ってるし。
まったく願ってないけれど、
家族が増えたから車も大きくなった。
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今日は、七草粥の話から
わたしのささやかでいて、大それた夢をここに書いておいたので
きっとこれは10年後にかなっているだろうな。
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去年の10月の終わりから
わたしは腰が痛くて寝込んでしまって
それこそ、ずっと証太が主夫をやっていてくれました。
わたしはほんとにさいきんポンコツだなーとおもっていたら
これは早めの更年期かもしれないし
この腰の痛みは内臓の疲れや疾患からきているのかもしれないということに
思い当たって、今治療しているわけです。
今はわたしの師匠マリさんに頼んで
フラワーエッセンスとティッシュソルトとホメオパシーを兼用して
腎臓と肝臓をケアしています。腰痛もここからきているとおもう。
わたしは必要な時以外に薬は一切のみません。
ふだんの体のケアには
代替医療と言われている方法を使っています。
昨年勉強したのはフラワーエッセンスという心身の治療の方法なのですが
結局、全ては繋がっているので、これから
ホメオパシーもティッシュソルトも少しはかためて勉強するとおもいます。
わたしの勉強の道程をみていただくことによって
理解する方も多いとおもうので今年はシェアしていきたいです。
ほかにも、証太の仕事のことで
お知らせしたいことや
お礼を言いたいこと、ご報告したいことなど
たくさんお伝えしたいことがあります。
お世話になった方々、
ごぶさたしていてすみません。
年があけてから少しずつ元氣になってきたので
いろいろここにあげていけたらいいなとおもいます。
ただ今、昨年末より、岡山の「アクシスナーフ」にて
にて展示販売しています!
来週から、ネット販売の
にてセレクトしていただいたものの販売も始まります。
今年もよろしくおねがいいたします。
寺園家
てらぞの ゆう