てらぞのゆうです。今、証太は窯焚き真っ最中ですが、今になって去年の窯焚きのムービーをご紹介します。この映画の作者、画家のRadek Predygier(ラデック)が今回の窯焚きにもたびたび訪れてくれて思い出したので。窯焚きは長時間関われば関わるほど、その良さがわかるみたい。ラデックは窯焚きの横焚きを手伝ってくれた翌翌年には、映画を撮ってくれました。わたしたち家族にとっては、年に一度のお祭り、祈りの時間、家族や友人の関係を改めて感謝する時。ラデックは「寺園家の窯焚きは時間が無になるのをかんじる」と言っていました。子どもの成長を強くかんじる時でもあります。40分くらいありますが、割と淡々と静かなかんじの映画です。さらっと観られると思いますのでお時間がある時に流してみてください。わたしたちは、とにかく窯焚きに惹かれて備前焼の世界に飛び込み、というか流れ着き、一年に一度のこの時間を大切におもってやってきました。一回一回がかけがえのない時間でしたし、一度として同じような窯焚きはありませんでした。「大変ですね」とよく言われますが、大変だとおもったことはありません。窯焚きをやりたくて、一年がんばっているのです。わたしたちの窯を焚いてくれている仲間たちは、みんな窯焚きが大好きな人ばかりです。良い波動で焚かれた器たちが、たくさんの人の幸せの助けになりますように。
(Shota Terazono: facebookより引用)
楽しい楽しいって、いいながら仕事をしていて、どうなのっておもう時がたまにあります。
備前焼って安いものじゃないから、
しんどいとか辛いとか大変だとか言っていた方がいいのかなと。
でも、自分の場合をかんがえたら
同じものだったら、楽しんで作っている人、楽しんで仕事している人に頼みたいな。
できれば、好きなことを仕事にして幸せに暮らしている人に仕事をお願いしたいとおもいます。
それは、スピリチュアルな言い方をすると、とにかく「良い波動」だから。
窯焚きだって同じことで、これ、嫌いな人がやったらずいぶん辛い仕事だとおもいます。
好きだからやっている、というのが本当は一番効率もいいし、クオリティも良くなるのです。
だからやはりこれからも、
真面目に自分たちの好きなこと、
幸せなことをしっかり感じて考えて生きていこうとおもいます。