てらぞの家、ゆうです。
サニーフレンズマーケット、
お越しいただいたみなさま
ほんとうにありがとうございました。
おかげさまで
あんなに暑かったのに最後は清々しく
マーケットは盛況のうちに無事お開きになりました。
珍しく早めにレポートしちゃおう。
相方に、言いっ放しやりっ放しと言われるわたくしですが
言ったあとの報告こそ大事だと、わかってはいるのです。
昔、サラリーマンをやっていたとき
なぜだか「広告営業」だの「マーケティング」だのをやっていて
「報告をメインにした広告っていいとおもいますよ〜」
って、お客さんには強力におすすめしていたのです。
これ、広告効果もかなり出てましたが
なんで自分のことになるとしないんでしょうね〜
わかっていてやらないっていけないですね。
(モモが寝ているうちに、はやくはやく)

我家になった体育館の一角。
instagramの写真を貼ってますので
見られる方はそちらを見ていただいたら
ほかにもいろいろのっけています。
お隣は、はるばる淡路から来てくれたカラフルな釉薬ものの
「アワビウェア」さん。
不勉強なので存じなかったのですが
全国でたくさんおしごとされています。
お話してみたら、
同じ焼物をなりわいとしていても
うちとは体制がまったくちがって
スタッフの方も何人もいらっしゃってたくさん
つくっていらっしゃるそうです。
いろいろお話し聞いて勉強になりました。
コンセプトしっかり、で安心感のある使いやすそうな器です。
焼物やさんってほんとに人それぞれだし色んな人がいます。
うちの相方含めてみんなけっこう変わってますw
最初、岡本さんは「焼物が隣同士って・・・苦笑」って氣にされていたけど
結局お隣で楽しかったですよねえー(同意をもとめてます!w)
わたしはとっても楽しかったですよ。
特に奥さんとおしゃべりできて。
焼物や同士って隣になってようが、
競合しないんですよね・・・
わたしの持論ですが。
焼物はどうつくっても人が違うと同じにはならない。
おもうんですけど
いい食器って、いくつあってもいいものなんです。
もちろん焼物に限らず、木の器もガラスの器も、
いろいろとりまぜた方が食卓が豊かだとおもいます。
食器に関しては「ミニマリスト」なんてわたしは到底なれません。
たーくさんいい食器で食器棚をいっぱいにして死にたいです。
あとから、みんな喜んでくれるよ、きっと。
うちの場合は日常で自分たちが使ってみながら
食器を作っているから
自作の備前は頻繁に使っていますが
もちろん、ほかの作家の方の器も愛用しています。
ただの器だと満足いかない体になっているので
贅沢しています。
たとえば、お昼にちゃちゃっと、
冷やし中華風そうめんを食べようっていう時だって
「作家モノ」 の器、じゃんじゃん使いますよ。
子どもだって、もちろんいい器を使ったほうがいい。
プラスティックの器になれちゃっている子どもほど
だいじなものをこわすとおもいます。
⇧⇧⇧
(俯瞰でわかりにくい写真だけど・・・)
右手、常滑の鶴見宗次さんの黒い器。
なんと、ぜんぶ手びねりなんです。
お酒が好きな人なんで
酒器もほんといい。お酒がすすむ。
伊藤環さんは岡山に引っ越して来られてから知り合いましたけど
洒落てるのに手に取りやすくて、なるほどいいんですよ。
これは証太の徳利が欲しいって買おうとしてくれたので
物々交換しませんか〜って言ったら、普段そんなことあんまりしないのか
「物々交換ていいねえ・・・!」って、環さんもよろこんでました。
ものつくっているひと同士にとってはお得感すごいです。
浜坂尚子さんはそもそも昔からの友だちの相方なので、
なんか親戚みたいな氣持ちです。器かわいいです。
カラフルなのもとってもいいけど、白いのが好きです。
あとはほとんどうちの焼物だね。
あるギャラリーの方が言ってましたが
焼物やさんは、展示会に来てほかの人の焼物を買うんだけど
ガラスの作家さんはほかの人のはあまり買わないそうです。
ほんとうかどうか、検証はしていないんですが
なんかそんなかんじしますね〜
今度ガラスの人に会ったら聞いてみよう。
本題に戻りましてSFMのこと。
2日目のトークショーのテーマは
「ものづくり」ということで
証太と、さきほどのアワビ岡本さんが何人かの中に登壇していたのですが
となりの岡本さんの相方さん(奥様)と、二人で話した内容⇩⇩⇩
「ねぇねぇ、昨日のトークの料理人とか農家の人、みんな話上手かったよねえ!」
「声も通っていたしねえ」
「今日はみんな声がこもってると思わん?!」
「うん、なんか聞こえにくいなぁ、確かに(笑)」
どっちをわたしが喋ったかはご想像におまかせいたしますが
あとで、見ていた人に
「職人さんの奥さんが話したらいいのに」と言われるくらい
職人たちはそもそも、黙ってじっくり、の方が多いです。
その奥さん達は、社交的(にみえる)方が多いようです・・・
(だんだんそうなっちゃっただけだとおもうけど!)
そういえば、1日目の料理人、農家の方たちの相方は
一見、華奢で控えめなかんじの方が多かったような。
きのせい?
新婚の「ごまのアトリエ」あらため「丸瀬家」のふたり
かわいかったな〜
まるちゃん、ずっとのろけてたけど
相方にのろけてる男子、大好きですんでずっとそのままやっててほしい。
2日目から登場の安定のディスプレイ、というかほぼ「野菜デコ」
ワッカファーム。
このデコ、大好きです。
野菜への愛、野菜の美しさが伝わってくる、見れば分かる。
リーダー竜也くんはミュージシャンだし喋りもけっこう能弁ですが
野菜に語らせるのが上手だね。
本人に向かって褒めるのは忘れがちなので文書化。
北浦和也さん作の似顔絵木彫り。なんかイイです。
今回のすてきな収穫のひとつ。
⇩きたうらかずやさん
かわいい。
全体の感想は一言で言うと、
「暑くてビールが無いの以外はみんな楽しかったね」です。
これは、うちが家族で打ち上げをしに
岡山にある「くるり」(字、わすれ) というお蕎麦屋さんに行った時。
奈良にあるジンジャーシロップ屋さん「ユヌターブル」の
ご家族もちょうどいらしていてミニミニ打ち上げが思わずできちゃいました。
⇩ユヌターブルさん(かき氷美味しかった!)
そこのかわいい息子さんが言っていた言葉が
「暑い以外はみんな楽しかったね」だったそうです。
大人なので、そこにビールを加えさせてもらいました。(←ほんとにしつこいわたし)
岡山に、ひとあじちがう、オーガニックなマーケットが生まれた時に
立ち会えました。みんなありがとうです。
そもそも、今回のマーケット
⇩自然食コタン
今回、
コタンのヒデに誘ってもらって出店しましたが・・・
そのほかにも
⇩いりこのおっちゃん
⇩ENNOVA岡山 英美ちゃん
こういったいいだしっぺの立役者がおられました。
まぁまぁ、夏に廃校の体育館でやったら
暑いだろうとか、そういうのは分かるんじゃないかとおもいますが
こういう有機的なつながりで何かを始める時は
そんな論理的思考は働かないのは世の常でしょう。
きっと飲みながら決まったのでしょうし、
暑くっても、この3人の氣持ちがとっても伝わってきました。
ヒデ、隣で出店していたけど
一言も「暑い」とか言ってなかったよね。
主催者の責任感、しっかりかんじましたよ。
その隣で、あついあつい、かき氷かき氷、
なんでビールが無いんや〜って、遠慮なく言いつづけていたのは私です。
責めてるんじゃないんやでー!!
言わないと頭が沸騰しそうだったんだー
そのくらい許せよ 笑
ヒデが常日頃語っていることでもあるし
うちの証太も同じことを昔からぼそぼそ言ってるんですが
そもそも、「オーガニッックってなんだ?」
といった時に
畑で、農薬使わない、化学肥料使わない、
それだけじゃなくて
やはり人間関係もオーガニック(有機的)というのが
オーガニックだとおもうのです。
だから、今回の SunnyFriendsMarket に参加して
ほんとにこりゃ、オーガニックな祭りだったなあ!とおもいます。
人と人はもっと混ざっていけたらいいですね。
来年もまたよろしくお願いします。
(ゆ)
ラベル:サニーフレンズマーケット