2016年04月04日

がんばらなくてもいいんだよ

うちにはいろいろな人が
訪れては話して行くんだけど

女友達と話してて
いちばん口からでちゃう言葉が

「がんばらなくていいんだよ」なんだよね。

がんばりすぎなんだよ。
特に女の人。




結婚する前には
楽しそうに生きていた女の人たちが

結婚してこどもができると
とたんにむちゃくちゃがんばり出して
旦那の顔色ばっかり見だしたりする。

自分がそういうのが好きで
自然と体が動いてやっちゃうならいいんだけど
実はけっこう無理してるなーとおもう。



わたしは自分が気がつかないうちに
そうなってたから
あとから考えて
わかるだけなんだけど。







わたしたちの世代(今の40代)の女子たちは
男女雇用機会均等法なんかできちゃって

社会では女子は男子と同じように
はたらくのがヨシとなってたよね。

大学卒業して主婦になる選択なんて
わたしたちの周りにはとりあえず無かった。


今思えば実に
都合のよい労働力にされてたんだけどね。

男とおなじように働けーって、言ったり
人口へってるから子供産めーって言ったり

どーせいっちゅうんじゃい・・・




男より体力ない上に
男にない生理があるのに
それで男と同じように働くって・・・

でも、そもそも男がつくった会社で
男の働き方で、働いてたなぁ。

わたしはともかく
同僚の女子たちは
よーく働いてたよ
文句も言わずっていうのじゃないけどね
結婚してからの旦那の愚痴とおなじように
仕事や上司の愚痴をガソリンにして
よく働いてた。





でも、そこに生活なんて、ないよねー








わたしは昔から
女子会とか、ママ友とか、
言葉自体があまり好きじゃないんですよ。

ずっと共学好きっていうか
男女も年齢もぜんぶ入り混じった
ばらばらが好き。
カオス好き。

男子ばっかり群れてるの見ても
軍隊みたいに見えるし
そうじゃなきゃ
猿山みたいに見えるし

女子ばっかりっていうのも
やっぱりなんだか不自然に
見えちゃうんだよね。







白洲正子さんがエッセイで

奥さんたちは
女同士でたくさん話をしあって
旦那の愚痴を言い合って
相談しあって
「がんばってるよね〜」
「あなたもがんばってるよ〜」って
言い合って機嫌なおして
旦那と子供のご飯つくりに家に帰るのだ
それでうまくやっているのだ

というようなことを書いていらっしゃったけど


女の人ってほんとにこういうのが
日常的なセラピーになってる人が多いんですよ。
それで、なんとかやっていけてるの。




ところが、わたしは女の友達に
相談なんかできないわけだ。
そんなことを相談できる人がいなかった。

(ひとり、いました。ショータの母上!)


わたしの一番の友達は
昔から常に
相方のショータだったんだから。

仲が悪くなっても
それ以上の人は
いないわけですよ。

だから仲悪くなった時は
辛かったのです。
仲悪くなったって言っても
わたしが勝手に好きじゃなくなっただけで
相手はぜんぜん変わらないわけだ。

よく言われるように
こっちは出産して
ホルモンがどばーっとでてて
あっという間に違う人になってるのに
旦那が変わらないから
ダメになってるだけで、
最初っからダメなら結婚なんかしないしね。

旦那(好きな人)の愚痴なんか
人に言いたくないわけ。

話を聞かせるなら
まず、相方しかいないわけです。
仲悪くなっても
もっとも仲が良い人なんですよ。



うちの場合
サドンデスの話し合い
(大げんか)しか、方法がなかった。

結果、良かったけどね。

いちばん近道だったとおもう。



女友達と愚痴を言い合う女の人は

旦那と別れたいという気持ちが固まっている人以外は

ほんとうは旦那さんと仲良くしたいというのが

望みでしょ?ちがうのかな?

それなら別れたらいいとおもう。




仲良くしたかったら、自分の労力を

女友達との愚痴の言い合いにつかうより

旦那に直接向けるのがいいとおもう。

時間にも体力にも限りがあるからね。



女同士で話しあっても

そんなのぜんぜん解決しないよね。

人間関係は

技術じゃなくて

どれだけ「自分」がほんとうに

おもっていることを相手に伝えるかじゃない。


わたしの場合

わたしと相方とは

おんなじ学校を出て

上も下もないフラットな関係をつくっていたのに

どうして子供が生まれたとたんに

わたしばっかりじっとしていないといけないのだ〜という

わたしの中の憤りを

そのままの形でそっくりぶつけました。

超直球で。






今のわたしは

そんな大げんか

=ただのわたしの暴言吐きの時間、

を経て

自分の嫌いなことはしなくなったのだ。

家事だってしたくなきゃしない。

家事にやりがいを求めない。

もともと、そういう人じゃないのだ。


「婦人の友」とか足でけとばす人なんだ。




わたしの中の理想的な母親だったり

理想的な家の中の状況だったり

そういうことを、求めていた

脳の中の意識を

ちょっと変えた。

変えたというより

元に戻した





好きなことは時間も効率も関係なくやる。

それだけが自分へのセラピーになる。

わからなくなってるんだ

自分の好きなことが。








結局、家事自体が嫌いなわけじゃ無かった。

家事は、家事だとおもうから嫌なんだ。
嫌なのは
自分の偏見からくるものなのだ。

女がやらんといかんという
決まり切ったかんじがほんとに嫌だった。



遊びだ、遊び。全部あそび。

靴下の繕いにはまって
そればっかりやってたこともあるし

山菜採りに行って
それを食べることばかりやってたこともある。

天気がよくて
洗濯したい日は
洗濯ばっかりしてるし

40代になってから
庭をいじるのが好きになってきたし


とにかく、わたしは
自分の子供が好き。

世界中の人がそうだとおもってるけど
づくづく自分の子供ほど
見ていて面白いものはないね〜とおもってる。

だから、ソラともモモとも
たっぷり時間を一緒に過ごしたいし
その間は家事だって仕事だって
ほったらかしたい。


なんだかね〜
自分の意識が中途半端な時は

うちに来る人に
素敵なおうちだね〜とか
そういうことを言われると

それさえプレッシャーに感じていたこともある。
お客さん来るなら
掃除して、料理して、お菓子つくんなきゃいかん
・・・ような圧迫感を勝手に感じていたこともある。




今は、うちは人が来るって言って来ても

掃除とかわざわざしない。

とっちらかってる時もあるし

たまたま掃除の後できれいになってる時もある。

ケーキ焼いたばっかりだったり

意味なくご馳走だったりするときもあれば

なにもない上に

わたしは生理痛で寝てる時もある。




商売もしてるし来客が多いから

それに合わせて暮らしてたら

自分が大変になる。



今はうちの家族が

いろんな状態で暮らしているところに

人がたまたま来るわけだ。






自分たちの周りの友人たちは

まー、すごいがんばってる人が多いんだよね。



今どき、子沢山も多い。

畑やったり田んぼやったり、

保存食いっぱいつくったり。

そしたら旦那さんも忙しいけど

奥さんたちはもう、毎日座る暇もないほど

働く人が多いのだ。


わたしが

「わたしはほんと
 悪妻だよ〜。なにもしないし〜」

とか言うと

みんな良い人だから

「そんなことないよ〜
 たくさんお菓子つくったりして
 働いてるじゃ〜ん!」

言ってくれたりするんだけど
べつに慰めてほしいわけじゃなくて

ほんとはみんな「悪妻」になったら

楽なのに〜っておもってただけなのね。


今は、そんな自分のことを
悪妻だとはおもってないよ。

どっちかというと楽妻だよね。



そしたら
相方にも子供にも
機嫌のいい時が多くなって
よかったなぁという話です。




いい妻とかいい母とかじゃなくて
機嫌のいい人、を念頭において
自分をいたわってあげたらいいんじゃないかな〜

と、昔の自分に言ってあげたいわ。







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赤ちゃんみたいに生きれたらいいんだよなぁと
いつも思う














posted by terra at 16:29| 岡山 ☁| 女と男について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする