2017年04月20日

牛窓クラフト散歩 おわって


牛窓クラフト散歩 にいらしたたくさんのお客さま。

各地から牛窓に旅して来てくれた作家の方々。

クラフト散歩の発案者でアートディレクターの木工作家 山本美文さん .

主催の カフェドグラス の末藤さん.

クラフト散歩の実行委員の方々、ボランティアの方々、

みなさんのおかげで、2年前に引き続き

素晴らしい2日間を過ごすことができて感謝しています。

ほんとうに、どうもありがとうございました。


✳︎


わたしたちは地元に住んでいますので

クラフト散歩の開催地でお店と工房を開いている 匙屋 さんに次いで

2番目に近場からの出店者です。



牛窓は、穏やかな海が広がる景色と

緩やかな山の風景、どちらもが楽しめる

健やかな田舎です。


交通の便利が良くないので

ドライブならともかく

普段は街からお散歩しに来るには難しい方も多いかもしれません。




✳︎




わたしたちが出店していたのは

塩町唐琴通り、という昔栄えていた旧商店街。


今では、空き店舗や空き家が多くなっているところです。




ここに、たくさんの作家さんが出店したところは

テントを張るタイプのクラフトフェアとはまた、違う風景が広がります。




まるで、こんな商店街がふと現れたように意図して錯覚すると

それはとても幸せな光景でした。



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うちはわたしと、証太、それから10歳の姉と、

2歳11ヶ月の「可愛い爆弾(最近の渾名)」

とともに出店でした。



大人は二人なので、

交代でお店をまわれるとおもっていたのですが

今回は子どもについて外からウインドウショッピング、

になってしまいました。

(よって、写真もほとんどないのです)



子連れの方々は多かったですが

見るものが壊れ物であるので

気も使うし、大変だろうなとおもいます。

でも、ちょうど、子どもが小さい世代の方々が

良いものを求めて来たいような心憎いイベントなんですよね。



商店街を使ったフェアの底力が出たのが

一日目の豪雨の際。




屋外テント型のクラフトフェアは、雨に降られると大変です。

雨が降るだけならまだ良いのですが、たいていは風と一緒に来るので。

出店者もお客さんも必死でテントの足を押さえたり作品を雨から守ったり。

飛んでしまいそうな他のテントも加勢しにいかねばならぬし。



うちは焼物、風はともかく雨はだいじょうぶなので

こういう時は手が空いたら、衣系の方や紙、革、金属の出店者を助けに行きます。



しかし、今回は屋内なので

皆、慌てることも騒ぐこともなく

雨雲が行ってしまうのを待ちました。



あとから、海のそばに住んでいる友人が

この日は海が見たことがないくらい沖まで引いていて

「なにが起こるんだろう?」とちょっと怖かったと言っていました。

(見たこともないくらい、とは言ってもこの友人は最近海のそばに住み始めたばかりなのですが)




この日の雷雨は一部で雹まで降ったらしいですが

要は「春雷」で、この日から本格的な春になる

分け目の日だったようです。




こんな形のクラフトフェアのようなお祭りが

全国に広がると、面白いですよね。


町おこし、も兼ねているわけです。


実際にお店が開いているところを見ると

商店街も喜んでいるなぁとおもいました。



✳︎



(ゆ)
























posted by terra at 17:44| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月15日

第3回牛窓クラフト散歩 



昨日からすごく氣持ちのいい日が続いています。

晩春と、初夏を一緒にたのしめるこの時季

二年に一度のお祭りの日です。

本日から二日間

「牛窓クラフト散歩」が開催されます。




➡︎第3回牛窓クラフト散歩




寺園家も参加します。








✳︎




クラフト作家の方たちは
どなたも
独特の雰囲氣をまとっています。

おしゃれなひとが多いのですが
それだけではなくて
個性があるような氣がする。


「つくる」ということを毎日やっていると
結局のところ
「自分とは何か」ということを考えるところに
たどり着いてしまうのだろう。


うちは、今の人生は道半ばというか
生まれる前から予定していたことを
まだ果たしていないなぁと、とくに最近
おもいます。


社会全体の中からみると
ほんとうにわずかしかいないとおもう
「つくる人」たちと
この時季にまた出会えて
話ができるのもとても楽しみです。


ぜひ
牛窓にいる全国から来た
たくさんの作家たちとお話ししに
散歩にお越しください。


うちは今回はほんとに近いところの出店で
ゆっくりと楽しんでいます。


ほんとにいい日になりそうです。





(ゆ)
posted by terra at 08:38| 岡山 ☁| 展示会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月10日

まだテレビみてるんだ?



今では個人でブログを複数持つことも
それに加えてFacebook、Instagram、Twitter、のような
ソーシャルネットワークのサービスを使うことも
まったく珍しいことではなくなりましたね〜


わたしたちの家では随分昔から
テレビは無く、新聞もとっておらず、
情報というのは、今ではこういったSNSや
昔ながらの「口コミ」で主に仕入れています。

それから、様々なブログ、web記事、紙の雑誌、本。


情報を得るのに
これで困ることは特に無いのです。


自分たちにとって必要なことが、
テレビや新聞じゃないと手に入らないというのは
ある時代につくられた幻想です。

(というよりもそもそもプロパガンタのためにつくられた機関ですね)



周辺のコミュニティーでは
同じように「テレビ見ないなー的な人」は多いので
違和感も疎外感も感じたことはありません。


テレビはもうたぶん一生持たないし
新聞を取ることもこれから先も無いでしょう。


でも、そうは言っても
テレビって、年代が上の方になると
家電というよりも
寂しい時にずっと喋ってくれる
家族みたいにおもっている方もいるので

見ても見なくてもつけっぱなし、
というお家もまだけっこうあるみたいですね。


わたしのおばあちゃんは生前、
部屋で「水戸黄門」とか「暴れん坊将軍」などを
見ながら、せっせとゲルマニウム美容ローラーを
手や顔にかけていました。
(余談だけど、おかげでずいぶん綺麗になっていた)



うちの場合、映画など観るのは好きなので
映像作品を見たい時は
たまに、夜プロジェクターをスクリーンに映して
大きな画面で見ています。

10歳の上の子どもは大画面でトムとジェリーとか
ジブリの映画なんかを選んで見ています。




よく考えたら今は
YouTubeでもInstagramでも
映像を見たいだけ見たい時に見れてしまう。


時間と空間を限定せねばならず
再度見たいとおもっても
すぐには見られないテレビの
視聴方法は、やはり
おいおい廃れていくんだろうなー。



「テレビもいい番組あるよ」というのも
昔、よく言われたのですが
そりゃあ、たくさんの優秀な人たちが
一生懸命、番組を次々につくっているんですもの
面白くも無いものばかりだったら困ります。


つくる作品を、配信する方法が
これしかないっていうのは
どうなんだろ?というだけの話です。




そういう コンテンツ
ひとつひとつの映像作品を
やはり、それぞれお金を払うなり会員になるなりして
意識的に買うようにしたら良いとおもうんですよね、やはり。


コマーシャル、じゃまになりませんか?民放観る時。
ただほど高いものは無い、というのは
このことだとおもいます。






✳︎




とはいえ、うちは焼物を生業にしているので
古新聞とは仲良しです。


焼物を壊れないようにざっくりと包むには
これ以上便利なものは今のところ見当たりません。


大量に焼物を包む時など古新聞に
書いてある記事を読みながら作業することがあります。


引っ越しの梱包作業の時などに
つい手を止めて読み始めてしまうことなど
ありませんか?




その新聞が 読 売 新 聞 だったりすると

はっと手を止めて

「なんだこれはどこの国の話だ?」


と、半笑いです。



鬱氣質の人は、読売新聞を読ま無い方がいいな〜 
とおもいました。




どこかの国が攻め込んでくるぞ
国にはお金がからっけつで
借金まであって
これからもっともっと苦しいおもいをしないと
国民は生きていけない
自己責任でお金をためないと
老後は何千万円も医療費がかかる








同じような情報を得るのだって
愛ある人が書いた記事で読むのと

「戦争の親玉」(by ボブ・ディラン)
が情報操作を仕掛けて書いたものを読むのとでは

ずいぶん受け取る側のテンションが変わります。




わたしの母親(60代後半)は
テレビが家にある間じゅう
様々な情報にたいして鬱になっていましたが

地デジの際に思い切ってテレビを捨ててから
「なんだったんだろう、あの思い悩みは?」
と、吹っ切れて、
今では子どもとのメールが楽しみ。

Twitterで情報を得たり、発信したり
なかなかのコンピューターおばあちゃんぶりです。


わたしなぞ、つくづく散文的な人間なんだとおもいますが、
書き始めるとすぐに文章が長くなるので
Twitterはやったことが無い。



ようするに、
今は新聞とテレビだけが媒体じゃないんだから
情報を得る媒体を意識的に
自分に合ったものにしたらいいんじゃないかなー^^

という、単純な話でした。







(ゆ)







posted by terra at 10:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする