坂爪圭吾さんという若者がいます。
彼は影響力の大きいブロガーで
一方、身ひとつで家の無い生活をしています。
書いていることが
いつもほんとに新鮮。
それはナゼかというと、
生き方で見せてくれるからですね。
わたしは読書家、というのではない
どちらかというと
活字中毒、という癖があって
字を読んでいるのが好きで
本や雑誌が手元から放せないのですが
ここ最近は紙の本よりも
webでブログを読むのが好きになって、
何年も続けて読んでいる人が
何人もいます。
多くは自己啓発ジャンルとか「子宮系」とか
いわれている人たちなので
お話会、やセミナーなんかをやっているので
出会えるチャンスもあるんだろうけど
「会いたい」とかは特におもわなくて
ほんと、ただ
「おもしろい小説」
の代わりに読んでいるのです。
なので、面白がっているだけで
ご本人に還元もできないんですが。
有名なブログなので
ご存知の方は多いと思いますが
未読な方はぜひ
読んでみてください・・・
いわゆる「有名人のブログ」ではなくて
「web中でしか見たことの無い人」
のブログばかりが
なんでこんなに
面白いのだろうか・・・と
不思議におもいながら。
そういうのははおもしろいのに出会ったことがない。
✳︎
常々
女性ブロガーの極まったのが
子宮委員長はる さんだとしたら
男性ブロガーの極まっているのが
坂爪さんだなぁ、と
おもっていました。
なんか逆のベクトルのようで
同じエネルギーみたいで。
ふたりともすごく純粋に突き詰めて
突き抜けているかんじ・・・
方や、はるさんの方は
風俗*嬢出身で
父親がわからない子どもを妊娠して
お腹の子どもの父親では無い男性と結婚
子育てはその父親が主に担当
ただいま別居中
子どもは男性の方へ
・・・単純に文章にすると
なんだこれは、
すごい泥沼なのか??? と
なりそうなのですが
ブログ見てみたらすぐわかるけれど
雰囲気は「幸せなピンク色」です。
わたしはこの人のブログを読むと
笑えることが多くてけっこう元氣になります。
なんかパワーがもらえるんでしょうね。
ありがたいことです。
はるちゃんは全国ツアーで岡山も来るらしいんですよ。
わたしはなかなかに出不精なので、行かないんですが
「あー、来るんだね〜、はるちゃん 」って
おもいつつ、見てたら
岡山はチケットが最初にソールドアウトになったんです。
もしかして
岡山は、はるちゃんファン多いのかな。
「子宮委員長はるの子宮委員会」
↓ ↓ ↓
方や
坂爪さんです。
今日、久しぶりに拝見したら
イイこと言ってる。
まだ子どもいないのに
正直に言いますと、テストで100点を取ったこどもを心の底から「お前、すごいな!」と褒めることができない(このまま優等生のレールを歩き続けてしまうことにある種の危機感を覚えたりもする)小生ではありますが、単純に、自分で釣った魚を三枚におろして刺身にしてくれたり、自然農法で育てた野菜を大量に持ち帰ってきてくれたり、大工の見習い体験を経てボロい自宅を修繕してくれたりなんだりしてくれた暁には、心の底から「お前、すごいな!」と賞賛できるような気がします。
こういうたとえ話も
リアルでいいなとおもいます。
うちの場合は、
長女は小学校へ行ってないから
いまのところそういう機会がとりあえず無いのですが
たぶんテストで100点取った子どもは
きっと一応褒めますけどね。
たぶん「一応」だろうね。
でもこれって、実際は
次女がわたしは学校に行く〜 って言って
行くようにでもならないと
分からないですね・・・
次女はどうするのだろうかー
ただ、
子どもが漁師になったり、百姓になったり、大工になったり、
ピアニストになったり、焼物家になったり、
まぁ、なんでもいいんだけど
デザイナーでも、シェフでも
カフェ店主でも、助産師でも
なにかやりたいことやっていて
その成果を見ることができたり
果ては、助けてもらったりした日には
感動するでしょうね、きっと・・・
坂爪さんはまだお子さんがいらっしゃらないから
想像の範囲外なのかもしれないけれど
子どもって、なにかしたから
ありがたくおもう、というものでも無いですよ。
たとえば普段、
長女が、今ピアノの練習中、という時
だんだん上手になっていく音を聞いているだけで
日々、感動しているし。
次女は
舌ったらずが残った
かわいい口調なのに
大人と同じように喋るようになって
「今しか無い喋り方」を
一日中起きてから寝るまで喋っている。
楽しくてしょうがない。
いるだけ、一緒に暮らしてくれるだけで
すごい楽しみと幸せを与えてくれる存在です。
はるちゃんは
かわいい息子のじゅんせい君と
離れて暮らし始めたみたいです。
わたしはというと
子どもと離れるなんて無理だなぁ
わたしのこの40代というのが
落ち着く年齢なんだろうか。
はるちゃんはまだ30歳くらいだったとおもうので
あと10年くらい先のはるちゃんも、なにしてるのか
楽しみにしてるのです。
そういえば、昔の
桐島洋子さんを思い出しますよ。
洋子さんにはソラを産んだ後読んだ本で出会いました。
だから10年くらい前かな。
この方も規格外れたお母さんです。
洋子さんは子ども3人を方々に預けて
ベトナム戦争に記者として従軍したりしてしまう。
次女のノエルさんを産んだのは
客船のベッドで一人の自力出産。
それも、お金がそれだけしか無くて
旅行費用を出したら
出産費用まで回らなそうだったから。
なんか豪快な方です。
私たちの母親世代を啓蒙していた方みたいですねぇ。
でも、こんなにギャップがあったら
啓蒙にならないですよね。
飛び抜けて突き抜けて
変わった女性だし、勇氣があるし
それはとにかく魅力的ってことでしょう。
洋子さんは 70年代から今も活躍されています。
自分の特異な人生をばーんと本にして
読んだ人に衝撃を与えましたが、
今まさに はるちゃんはそれを
オンタイムなブログでやっているところなんですね。
そういえば本にも載っていたけれど
今活躍している
洋子さんの娘さん息子さんたちは
お母さんについてなんて言ってるんだろうとおもい
ちょっとみてみました。
けっこう氣になる編集者がやはりいるんですね。
ちょっと検索しただけで
すぐに聞きたいことが出てきました。
家族じゅう有名人だから。
桐島洋子さんの長女
桐島かれんさんのインタビュー
子育て、について
⇩⇩⇩
もう、自由で放任すぎて
自立するしかなかったそうです。
反抗するにも反抗することが無かったらしい。
インタビューにも載っていましたが
桐島家は、洋子さんが30代の終わりの年
アメリカ ニューヨーク州の田舎の家を借りて
家族でしっかり暮らす1年、を作ったそうです。
この経験が姉弟みんなにとても良い影響を与えたらしく
もの書きのシングルマザーが大黒柱で
とにかく人生の前半は家族がバラバラになりがちだったのが
この1年があったおかげで
家族の結束は強まり
なにより、普段あまり一緒にいられなかった
お母さんがずっといるという幸せを
凝縮して味わえたことで
子どもたちは満足したんでしょうね。
子どもと過ごす時間は
「量より質」よ、なんて言葉も聞きますが
「質が高い」って
こういうことかな、と思って本も読みました。
丸出しな人たちが好きです。
ゆ