2014年01月06日

福岡 TanneL(タネル) にて個展のお知らせ

新年初のイベントのお知らせです。
1年に1度ペースで焼いてきた全長8メートルほどの登り窯。
昨年2013年の10月に今回は11日間焼成しました。

自分たちでも、生活も含めてどうなることかと思いながら、毎回やっていますが
この焼物は、やはり、稲作に近い。


1年1度の窯だしです。




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寺園 証太 exhibition

「BIRTH」

_自作の登り窯で11日間焼いた焼き締めの作品展



2014年 1月11日 (土) ~ 1月19日(日)
at TanneL 

TanneL(「とこやとこうや」店内)



福岡市城南区別府6-2-18 
Tel:092-822-3635
http://tokouya.exblog.jp/


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実は、「とこやとこうや」さんは
証太の実家の近くにある床屋さんです。

厳然たるとこやさんなんですが、
店主の「とこう」さんが店内のそこここ手作りしていて
なんというか、かわいいのです。

開店して10周年をちょっとすぎたころに
お店に「TanneL」というギャラリースペースをつくって
そこで素敵な展示会を開いてらっしゃいます。
タネル、っていうのはフランス語で「トンネル」っていう意味で
その名のように、細長いスペースです。


証太は実家へ帰った時はここで髪を切っているのですが
その昔とこうさんが
「証ちゃん、いつかうちで個展やってね」
と、言ってくれたのを
ふと思い出したのが昨年の窯出しのあとでした。

とこうさん、急な話にのってくれてありがとう。


福岡の友人知人、前回の個展にいらしてくださった方々、
急きょ撮って出ししたDMハガキは
お手元に届いたでしょうか。



「BIRTH」
というタイトルも、写真も、ほんとにすごいスピードで
友人の力をかりて出来上がってきました。

もともと私たちは名前をつけたりというのは
苦手な方なのだけど、
今回は自然と決めました。

頭の片隅に、今年の4月か5月には生まれる予定になっている
うちの二人目の子供のこともあったのかもしれない。


写真は、卵のオブジェです。
証太は二度目の窯くらいから、食器や茶器や花器をつくる合間に
卵のオブジェをつくっています。

大きさも鶏の卵のSサイズくらいから、ダチョウの卵よりちょっと小さいくらいのまで
あります。手ににぎるとなんだかおちつく、素敵な形。

これを作っている時の証太は、
頭で考えるのではなくて、手がつくりたいものを流れでつくっているようすで
楽しそうです。
図鑑なども見て、卵にもいろんな形があるんだということを研究しているようでした。

自分ひとりで仕事をする人というのは、
自分で自分を飽きさせないように、仕事の順番や
やり方を工夫していくんでしょう。

お皿や、カップや、ピッチャーをつくりながら
合間にこういうオブジェをつくるのは
頭と手のバランスをとっているからですかね。

何事も、結果よりもプロセスが大事だと思います。
ガンジーさんも言っていました。それは、抵抗運動の話でしたけれど。

仕事って、やりたくない時にむりやりやっちゃいかんよね。
できることなら楽しい気分でつくったものが、いいと思います。


卵だけじゃなく、3回目の窯で焼いた焼物をたくさんもっていくので
ぜひ見に来てください。



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私の今回のおすすめはサラダボウルや円盤皿。シャーレのような皿。
ピッチャー。お値打ちのドンブリなどかな。


あと、カップが好きって言ってくれる人が多くて、
毎窯、人気でとてもうれしいです。


傍で見ていても、とても丁寧につくっているのです。


タネルは、小さなスペースなので、
期間中、何度か入れ替えができればと思っています。

お近くの方は、前期後期で何度かいらしていただいたら、うれしいです。



(ゆ)














posted by terra at 13:00| 岡山 ☁| 展示会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする